『遊郭に売られた俺の彼女』感想レビュー|NTRとミステリーが融合したストーリーが面白いエロゲ

エロゲ感想

ネタバレなしで一言

💬「最後までストーリーが面白い、“ちゃんと主人公が活躍する”NTRゲー!」

基本情報

  • タイトル:遊郭に売られた俺の彼女
  • ブランド(サークル):めくじら
  • ジャンル:NTR/ミステリー
  • 管理人ランク:A
項目評価(主観)
NTR度★★★★☆
おっぱいフェチ度★★☆☆☆
キスフェチ度★★★★☆
心情描写★★★★☆

※ランク・評価は管理人の主観によるものです。

おすすめポイント

■ ミステリーが楽しめる

前半はしっかり“ミステリー作品”として面白いです。
殺人事件を追う中でミスリードも仕込まれており、私も見事に引っかかりました。
「あなたが犯人だったの!?」という驚きと同時に、真相を見抜けなかったことに悔しさが残りました。

また、事件の捜査を通じて、主人公とヒロインの間に恋愛感情が芽生える流れが自然で、物語としても高評価。時にはぶつかり合い、協力しながら仲を深めていく主人公とヒロイン。とても王道だと思います。


前半にはエロシーンが一切ないため、「エロ前のタメ」がしっかり効いており、後半のNTR展開に突入した時のカタルシスはかなり大きいです。

■ 遊郭という異色の舞台

舞台は遊郭で時代劇のような雰囲気です。
NTR作品では珍しい時代背景が逆に新鮮で、独特の空気感が作品の雰囲気を引き立てています。
着物、言葉遣い、灯りの表現など、演出面でも没入感が高かったです。

特に障子越しのエロシーンは必見です。NTRはすべてを描くよりも多少視覚情報が限られている方が興奮を誘うと思っています。同じように考えている方には特におすすめできます。

■ 主人公がかっこいい

個人的に一番響いたのがこちら。今作はNTR作品にありがちな「ヘタレ主人公」ではありません。
彼は現実にただ打ちひしがれるだけでなく、困難に立ち向かう意志と行動力を見せてくれます。これはNTR作品ではなかなかお目にかかれないと思います。

NTRに限らず物語って「主人公がどう困難を乗り越えるか」に魅力が宿ると思うんです。
今作ではまさにその“現実に抗う姿”が描かれ、ルートによっては主人公が活躍します。特にTrueエンドではその生き様に思わず拍手してしまいました。


彼が苦しみの果てにどんな選択をし、どんな人生を歩んだのか。ぜひ最後まで見届けてほしいです。

総評 こんな人におすすめ

『遊郭に売られた俺の彼女』は

  • ミステリーもエロも楽しみたい
  • ストーリーが面白いエロゲがやりたい
  • ねっとり粘着質なエロを楽しみたい。

そんな方にこそ手に取っていただきたい一作となっています。

特にエロシーンはねっとり系なので好きな人にはたまらないと思います。ただ、私はこういう粘着質なエロ描写が大好きなものの、今回はヒロインが嫌がる描写が多めだったのがちょっと個人的にはマイナスでした。(NTRは好きなんだけど、“可哀想すぎる”のは抜けないタイプです)

逆に「嫌々される」のが好きな方にはかなり刺さる内容だと思います。
あとはストーリーの完成度がとにかく高いので、「面白くて、そこそこ抜けるエロゲがやりたい」という方にはドンピシャ。

ただし、エロシーンには汚いオジサンが映る描写もあるので、苦手な人は注意です。

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注意事項

※本レビューはプレイ時点の情報に基づき、個人の感想として記載しています。
作品の内容・印象は人によって異なる場合がございます。

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