NTR(寝取られ)作品において、たびたび話題になるのが「竿役(間男)」のタイプです。この間男の設定次第で、作品の味わいや興奮ポイントは大きく変わってくると思います。
大きく分けると、よく見かけるのは以下の2パターンではないでしょうか。
- 汚いおじさん系の間男(汚っさん)
- ノーマル〜イケメン系のチャラ男間男
ちなみに、私はどちらのタイプも好みです。それぞれに異なる魅力と、「寝取られ」というシチュエーションにおける役割の違いがあると感じています。
汚っさん系間男の魅力とは?
まず、いわゆる“汚っさん”系の間男。
このタイプの特徴は、ヒロインとの強烈なギャップです。
清楚で可憐なヒロインが、年齢も見た目も冴えない中年男性に抱かれてしまう――
この「美しいものが穢される」コントラストが、陵辱的なシチュエーションを強調し、強めの陵辱系ニーズにマッチするのではないかと思います。
ある同人サークルの方が、以前こんな趣旨のことを語っていました。
「イケメンが間男だと、そっちとくっついた方が自然で、かえって諦めがついてしまう(意訳)」
この言葉に、私は非常に納得しました。
どう見ても主人公の方が魅力的なのに、ヒロインはなぜか不釣り合いな汚いおじさんに抱かれてしまう。
その“理不尽さ”が、NTR特有の悔しさや屈辱、どうにもならない現実の痛みを生み出し、それが興奮につながるのだと思います。
“汚っさん”系の間男でいくつか挙げるとしたらこのあたりの作品ですね。
まずは「夏色のコワレモノ」。有名な同人作品ですね。いろんな種類の間男がでてきますが浮浪者もいます(笑)


おっさんだけではありませんが、おっさんメインの「ボクの彼女はガテン系」とかもいいですよね。私が紹介するまでもない名作です。

「妻の媚肉を弄る父の太い指 〜知らぬ間に父のモノになっていた愛妻(つま)は、悦びの喘ぎとともに腰をうねらせていた〜」とかも中年のおっさんですね。この腹が出ている男にやられてしまうヒロインというのがたまらないです。

▼FANZA
▼DLSITE

イケメンチャラ男の間男にも確かな美学がある
一方で、イケメン系のチャラ男間男にも、やはり独自の味わいがあります。
こちらは「やっぱ顔か……!」というリアルな嫉妬を刺激してくるタイプ。
「女慣れしてて手際もいいし、扱いにも慣れてる」
「こっちは不器用にも想いを伝えようとしていたのに……」
こうした感情が呼び起こされることで、読者の中に“昔の自分の記憶”がよみがえってくることもあるのではないでしょうか。
たとえば――
かつて好きだった女の子が、クラスのサッカー部のイケメンと付き合ってしまった……そんなBSS(僕の方が先に好きだったのに)的な青春の傷をなぞるような構造になっているのです。
つまり、チャラ男系の間男は「現実的な敗北感」を誘発し、その身近さが逆に心をえぐってくる、というわけですね。
イケメンチャラ男系だと、真っ先に浮かぶのが人生通行止めの作品。イケメンチャラ系NTRでいくならハズレなしですね。

▼FANZA
▼DLSITE

アトリエさくらの作品もチャラ男というほどではありませんが、顔が整っている間男が多いと思います。
絵面がきれいなので妙にお似合いのカップルに見えたりするのがこちらの嫉妬心をえぐってきます。

ちなみに今ならアトリエさくら作品を5本5000円で買えるセールもやっています。個人的にはシナリオ欄に「おんぼろ月」と記載されている作品を選ぶのをオススメします。(2025/8/12までの期間限定です)
まとめ ”しずかちゃん”は誰に寝取られたら興奮する?
極端なたとえにはなりますが――
腹黒でチャラい出来杉くん(それはもう出来杉くんじゃない気もしますが…)と、野性的なジャイアン。
しずかちゃんがどちらに寝取られるとより興奮するか? ということなのかなぁと思います(笑)
どちらもそれぞれの“敗北感”があって、それぞれの“心の痛み”が違う。
だからこそ、NTRというジャンルは奥が深く、語りがいがあるのだと感じます。